クリスマスあたりの過ごし方



内向きに暮らしていた20歳のころ
ゴイステのDVDを山根君に借りて
クリスマスの朝毛布にくるまってそれを観た
あまりに峯田がすごすぎて、感動して
中学の時久留米で買ったぴったぴたの紫のジャージを取り出し
これまた薄々のサーマルにぼろいARMYのパーカー
淡いグリーンに染められた数百円のジージャンを合わせ
足下はJETRUGに捨ててあったような汚いジャックパーセル
そんで缶ビールを1本だけ流し込み
たしか音響設計的な試験を受けに学校に向かった
できるだけくたびれた格好をして。
あー懐かしい
そんで夜はその当時はまっていた金城一紀の本を読みつつ
原作も映画も大好きなGOを観る
自分をマイノリティーとだぶらせながら
根無し草だ、と奮起するわけでなく愚痴を並べる
なんとなく惨めだけど
これは未だになぜか大切な思い出でクリスマスあたり
というか年末になると思い出す
思い出してはなぞる
去年は惑星基地ベオウルフを聴きながら自転車立ち漕ぎはしたけど
GOは観ていない
それだけ慌ただしかったのか余裕がなかったのか大人になったのか
ぜんぜんこんなんじゃだめだ

観たいと思って観逃したクリスマス・クリスマスをやっと観た
やっぱりそんなメジャーな作品じゃなかったのか
わりと内容はありそな感じで安っぽかったけど
コメディの部分は爆笑してしまった
キャストで惹かれたからそりゃ笑うけど
生瀬、大倉、やっぱりよかった
安っぽいけどしっかり笑わせてくれるコメディが観たい
で、今というかずっと観たいのがHangover
DVDでも観ながらゆっくり過ごすオフはちょっと先なのかな、、


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