今シーズンの上原の活躍を表すおもしろい数値がある
三振の数を四球の数で割った“K/BB”という数値
この数値はほぼ投手の個人能力がそのまま表れた数字といえる
この“K/BB”が5.0を越えるといい投手といえるようだが上原のそれは11.22
つまり四球を1つ出すまでに三振を11個以上とっているということである
上原のセーブ数は大リーグ全体でも27位とけっして高い数字ではないが
トップ10の選手たちと比較してもずば抜けて高い
いちばん高くてリベラの6.00
上原はレギュラーシーズンにトップ10選手の誰よりも多くのイニングを投げながら
防御率も1イニング当たりに出した走者の数を表すWHIPという数値も優れた数字を残している
この完璧な安定感からみても大リーグで最も優れた救援投手だったといっていいようである
上原がこの制球力を保つことができれば彼の活躍をまだまだこれからも見続けることができるのではないだろうか
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